い〜な。バスタ新宿から伊那(長野県)へ駆け足、名物「ローメン」(汁あり焼きそば)で一泊二日の幕を開けた。当地に転勤した長男、よせばいいのに親バカの押し売りである。どうせならば、と酒場放浪記の追っかけで「きりん」の暖簾を割りコテコテのSHOWAをビールと浴びる。エンジンが掛かったところで旧歯科館「はしば」に移り地酒とグルメ。名水の地いずれもハズレ無し特筆は丸印のアテ、ここは最高の収穫だったぜ。ウィ!

55で定年、60はジジイ・ババア、70歳で「楢山節考」。むかし口減しの対象であった爺と婆、総務省によれば3人に一人が65歳以上の高齢者その数3623万人、うち10人に一人が80歳以上だという。仮に20代の自分だったら、先細りする社会保障や明るさが見通せない先行きにムカっ腹、高齢者に「早く逝ったら」と悪態を吐いたハズ。当世、社会にも意を唱えない「物分かり」は現状満足か、それとも諦めなのだろうか? 楢山を忘れた身の程知らず、反省して「あと5年は…」と手を合わせた。


ビッグモーターにジャニーズ。世間はなんだ神田に御茶ノ水だけど、今日は気が晴れた。地税と水利費用はこっち持ち、耕運から田植え稲刈りまでは他人任せの我田に稲刈機が入ったからだ。庭木や家周りは人力でそこそこ出来ても、ちっとんべぇの田んぼにン100万からの設備投資は無駄。手元に収穫米は一切残らなくても、この負動産を活用して貰うだけでありがたい。しかし朝晩の陽の短さ、蜂や蛇に脅かされ猛暑が続く昨今だけど、やっぱり風が違ってきたね。そこで食欲の秋を控え、体重計を新調した。体重はもちろん16項目を瞬時に測りスマホに転送。その大部分は「正常」、でも筋肉量・基礎代謝量・骨量で「低」の判定だった。やっぱり15キロ減が祟ったんだな。


かれこれ55年前、深夜放送が熱かった。TBS「パッインミュージック」の愛川欽也、野沢那智と白石冬美。文化「セイヤング」の土居まさる、落合恵子。ニッポン「オールナイトニッポン」の斉藤安弘と亀渕昭信、今仁哲夫。もちろん今でも夜っぴて枕元のラジオは点けっぱなし、NHK「深夜便」がレムとノンレムを漂っている。昨夜のその番組「季刊・魅惑のミッドナイトヒットパレード」は売野雅勇(作詞家)、斉藤安弘(あんこー・元アナウンサー)があの頃を振り返った。そんな時代、俺だって流行りのロングヘアだったんだぜぇ〜。