麦酒と日本酒で昨夜八時過ぎには寝たようだ。当然、目覚めは早い一時前。ラジオ深夜便で漆黒の夜をさ迷い、三時には灯りを点け起き上がった。

日記代わりと家族、友人へのメッセージとして「Jimdo」の更新。スマホひとつで作成、アップが出来る。実に機動性に長けたアプリだ。重宝している。

さて、天気も上々、二日目の朝を迎えた。しかし、明日から傘マークが現れている。階段にアップダウン、平坦な道が少ない修行の場。足元や寒さが大いに気になる。
六時半からお勤めだ。宿坊から本堂に移り念仏を唱え、住職から説教をいただく。その後、七時に朝飯だ。ちなみに出発は七時四十分、追い立てられるように動く。

今日は順が前後して先ずは十七番から。十四番は岩盤が露骨に広がり、大銀杏が印象的だった。
交通量の多い道路沿いの十三番、そしてマイクロバスに乗り換えて進む十二番。坂道を歩めば視界が開け、絶景のご利益が与えられた。
疲れた、腹が減った。マイクロバスの中継地点にある食堂でうどん食べ放題の昼メシにありつく。四杯、五杯の強者もいたが、自分は五目ごはんとうどん二杯でギブアップ。三十分急き立てられるように移動開始。午後に残された三ヶ寺に向かう。
本日は二十番で打ち止め。本堂の両脇には立派な鶴がオスメスで威容を誇っていた。最後のお勤めを済ませた頃には辺りが暗くなりかけていた。ここから一時間程走り、宿に着く。風呂とトイレが共同の昔ながらの山の宿だった。

二日目で勝手が分かってきたが、朝から晩までのお勤め移動はやはり堪える。出来れば途中、珈琲とスイーツのブレイクタイムがあればホッと出来るんだけどなぁ〜。